アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「ピクセルカンパニーズ」の吉田弘明氏が代表も取締役も辞任

「ピクセスカンパニーズ」(2743。東証スタンダード。東京都港区)は11月14日、代表取締役社長だった吉田弘明氏(冒頭写真左端)が同日付で、代表取締役も取締役も辞任したとIRした。
「一新上の都合」による吉田氏の辞任届を受理したという。
だが、本紙既報のように、吉田氏については、吉田氏個人の「ユニテックス」(代表取締役・中務稔也代表=冒頭写真中央)から借りた3・5億円の借金を、取締役会の決済を経ずに吉田氏が勝手にピクセルに連帯保証させ、また、同社から宮古島でのリゾート開発計画のために出した4・5億円の資金の一部でユニテックスに返済しており、同社の設けた特別調査委員会が11月12日に「クロ」判定を出したとIRされている。
常識的に考えればこれは特別背任で、同社が吉田氏を解任、直ちに刑事告訴すべき事案ではないのか。それが、「一身上の都合」!?
また、本紙指摘のように、ピクセルが4・5億円を出した相手は「GOD」なる会社で、その代表の奥平陸氏(冒頭写真右端)とユニテックスの中務氏は仕事仲間。3人を繋いだのが、事件屋の「古西経治」なる者で、要するにこの特別背任疑惑で中務氏、奥平氏は吉田氏と共犯の可能性があるということだ。
ユニテックスが吉田氏に3・5億円を貸したのは2020年9~10月。ピクセルは奥平氏の詐欺師ぶり(しかもバックに反社会勢力が付いている)に気づいて縁を切るが、その後も奥平氏と中務氏はタッグを組み、少なくとも今年3月末まで、宮古島リゾート開発の件でも協力関係にあった。
詳細は追って報じるが、この奥平氏は今年9月時点で完全に経営破たん。最後に7億円とも言われる資金を詐欺して家族と失踪中の模様(*奥平氏の情報を求めます。特に所在確認に関して。中務氏の犯罪関連も)。
なお、下記に中務氏と奥平氏が一緒に宮古島で仕事をしていた証拠を示しておく。
(*右写真=中務氏パートナーの奥平氏は、ピクセル子会社の執行役員部長の名刺まで使っていた)

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