アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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恐喝未遂事件被告――「週刊報道サイト」佐藤昇の第8回公判

本紙既報のように、「週刊報道サイト」なるHPを運営する自称ジャーナリスト・佐藤昇被告(冒頭写真。52)の第8回公判が、4月30日(火)午後2時から東京地裁であった。
前回から千葉県警が手がけた恐喝未遂事件が併合(警視庁が逮捕した同容疑との2件)になり、第7回公判では、その被害者(告訴人)当人の証人尋問があったが、この日は、この被害者の証言を裏づける者の検察側の証人尋問があった。
この恐喝未遂事件とは、被害者と佐藤被告は知りあいだったが、仲たがいしたところ嫌がらせか、週刊報道サイトのHPにその被害者の顔写真を載せ、この者は元指定暴力団組員と虚偽のことを掲載。
新橋駅前で偶然、佐藤被告と出くわしたことから、被害者が顔写真の削除を要請したところ、「300万円払えば消す」旨言い放ったというのだから呆れる他ない。
この日の証人は、この新橋駅前で被害者が佐藤被告と出くわした際、佐藤被告と同行していたW氏と電話で話していたN氏。N氏は佐藤被告とも知り合いだが、事実は話すということで検察側証人として出廷。検察側約10分、反対尋問は約5分だった。
なお、佐藤被告は相変わらず保釈が許されず、この日も東京拘置所から刑務官に付き添われ、手錠姿で法廷に現れた。

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