アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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恐喝未遂事件被告――「週刊報道サイト」佐藤昇の第5回公判

本紙既報通り、「週刊報道サイト」なるHPを運営する自称ジャーナリスト・佐藤昇被告(冒頭写真。51)が、恐喝未遂容疑に問われている第5回公判が、9月15日(金)午後1時30分から東京地裁であった。なお、佐藤被告は否認し続けている上、別件もあり心証も悪いからだろう。未だ保釈になっておらず手錠姿で法廷に現れた。
この第5回公判では、被害者(告訴人)と、佐藤被告の代理人として、被害者に金銭を求める文書を出していた中島真介弁護士(1973年弁護士登録)、2人の証人尋問があった。
右下に掲げたのは、その中島弁護士が、佐藤被告の代理人として、被害者(告訴人)の代理人に600万円を要求した「通知書」の一部だが、まともなマスコミ(報道機関)が記事を消すのに“消し賃”を要求するわけがなく、この文書からも「週刊報道サイト」並びに佐藤被告が報道の名を借りた単なる恐喝屋、まさにブラックジャーナリストであることが伺える。
そして、弁護士を通して要求すれば、それが合法的になると思っていたようなのだが、それに協力する中島弁護士も弁護士。
 かなりの高齢で、仕事が取れず、カネに困り恐喝(未遂)の片棒を担いだということか!?
この日の傍聴者によれば、中島弁護士、7~8年前から「週刊報道サイト」の顧問弁護士を務めていたという。
当然ながら、検察の中島弁護士に対する反対尋問は厳しいものとなり、どこまで内容を知っていて被害者(代理人)に「通知書」を出したのか、検察はかなり執拗に問い質したそうだ。十分知っていて出したのが本当でも、そんなことを認めれば本当に共犯に問われかねないから、中島弁護士は、佐藤被告に言われるまま、よく内容をわからず出したと受け取れる曖昧な返事に終始していたという。
また、この日の公判では、検察から、佐藤被告の裏側にK・Nなる者が付いていたのではないか旨の発言も飛び出したそうだ。

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