「週刊報道サイト」という、一見、マスコミの体裁をしたHPがあるが、関りを持たないことをお勧めする。
このサイトのオーナーは「佐藤昇」(冒頭写真。1972年1月27日生まれ。千葉県松戸市)なる者だが、このHPに載っている記事のほとんどは金銭をもらって書いているもの。しかも、ほとんど裏取りをせず虚偽の内容が多い。したがって民事、刑事両方で訴えられることが多いが、記事を書く前、報酬をもらうだけでなく、提訴された際の弁護士費用などの面倒も保証してもらっている。
それだけでも、マスコミといえないが、佐藤氏のさらにすごいところは、書かれた方がそれなりの金銭を払えば、記事掲載依頼者を裏切り記事を削除する事実。
要するに、マスコミの体をして、単にカネのために紙爆弾を落としている恐喝屋に過ぎない。そもそも「ミリオントラスト」(東京都江東区)という街金をしていたが規制強化で経営が立ちいかなくなり、こちらに鞍替えしたに過ぎない。
なぜ、本紙は断定的にそんなことを言えるかというと、本紙も佐藤氏にこれまでに200本以上のデタラメ記事を書かれ、提訴し、そうしたなかでシッカリ裏取りをしているからだ。
それに、佐藤氏は17年12月20日、恐喝並びに恐喝未遂事件を起こし、警視庁麹町警察署に逮捕され(事件番号は平成30年刑ワ第13号)、18年5月24日、東京地裁で懲役3年執行猶予5年の有罪判決を受けている(控訴せず判決確定)。つまり、今も恐喝ならびに恐喝未遂という凶悪な犯罪で執行猶予中の身なのだ。
しかも、これまた佐藤氏のすごいところは、記事だけでなく、攻撃相手(被害者)の自宅に「死神より」と書いて香典袋を送ったりしているものだから、相手もビビッて示談に応じたので執行猶予が付いたのだが、その際の条件は「週刊報道サイト」を閉じるだけでなく、今後はマスコミを騙って活動しないことが条件だった。ところが、有罪判決直後から同じ「週報報道サイト」で活動再開し、しかも、その後も逮捕容疑の被害者を攻撃する記事を報じているのだから恐れ入る。
この佐藤氏が有罪に問われた恐喝並びに恐喝未遂事件の悪質さにつき、少し紹介しておこう。
佐藤氏の共犯者が被害者の事務所に出向いて脅した際の内容だ(警視庁の音声データ解析結果報告書による)。
「ゴルフ売買の闇、暴力団ともズブズブ」などと書いた誹謗中傷ビラを被害者に示し、「これをバラ撒くぞ!」、「もう1万部(HPで書くだけでなく、ビラを刷り自宅周辺にも撒くため)刷るといっているから」「兜町と家の周りで撒く」「家、住めなくなるぞ!」「大株主になって喜んでいるようだけど、株主総会でもバラ撒くぞ」「やめてほしいだろう。じゃあ、金払え」「(2017年)12月20日までに何とかしろ」「おまわりに持っていったら命はないぞ」「3億5000万円で勘弁してやるよ。まず明日500万円払え」などと強迫し、結果、翌11月16日、三井住友銀行麹町支店に開設された〇〇名義の銀行口座に500万円を振り込ませた。さらに〇〇は11月26日にも同事務所に出向き、「もっとエゲツないの出すぞ」「怪文書も用意している」などといっている。その上で、12月20日午前11時ごろ、3億5000万円を脅し取ろうと3度出向き、被害者が先に通報していて現行犯逮捕された。そして、被害者事務所付近で待機していた佐藤氏ともう1人も逮捕された。
一方、本紙と佐藤氏の因縁は2014年まで遡る。
本紙・山岡の誹謗中傷記事を「週刊報道サイト」で書き出し、当初は無視していたが、エスカレートし、ついには山岡が暴力団の組事務所(具体的な名を書かず)で50万円もらったという記事を書くに至り、山岡は記事削除の仮処分を申し立てた。(横写真=佐藤氏がカネをもらい作成した誹謗中傷のための号外ビラの一部)
すると、驚いたことに、当時、現役の山口組の組長が審尋に出てきて佐藤氏寄りの証言をしたため、本紙は仮処分で負けたのだ(本訴では勝訴)。最初から、佐藤氏と組長は山岡に訴えさせ、その際は組長が証言すると示し合わせていたようだ。
なぜ、そんなことが言えるかというと、佐藤氏は、当時、本紙がある重大問題を追及していたところ、その者が山岡を逆恨みし、佐藤氏にその組長を紹介し、カネを払い佐藤氏のところで山岡を誹謗中傷するように依頼。ところが、報酬の件などで仲間割れになったようで、佐藤氏が本紙側に告発して来たからだ。
実は、佐藤氏が逮捕された恐喝と恐喝未遂の被害者は、その本紙・山岡の誹謗中傷記事を書くように佐藤氏に依頼して来た人物(=元仲間。その被害者は否定しているが)。
つまり、佐藤氏はそもそも仕事を引き受けた相手でも、平気で裏切り(本紙にとっては依頼者が特定できて幸いだが)、その上で、逆恨み(?)し、500万円恐喝しただけでなく、3億5000万円恐喝しようとした。
それだけではない。この逮捕事件で、示談を取り、その替わりに今後はマスコミ活動しない条件を飲みながら約束は反故にしたことは前述したが、併せて、本紙・山岡を誹謗中傷することを頼まれたことを本紙側に佐藤氏が暴露したことは前述したが、それを嘘だと証言することも示談条件としてあり、佐藤氏はそのことも飲んでいたのだ。
要するに、自分の都合で、何度も相手を平気で裏切る人物なのだ。
それ故、マスコミ云々以前に、人間として信用できないので、なおさら「週刊報道サイト」とは関りをもたないことをお勧めする。
最近はさらにエスカレートし、高齢の弁護士と組み、書いた記事を消してやるから金銭を払えと、セッセと自分側から売り込み、実際、金銭を取ったという話を複数聞く。
そのなかには、本紙が訴訟を争っている公認会計士・能勢元氏(横写真)の名も上がっている。真偽はともかく、能勢氏を攻撃する記事がたくさん「週刊報道サイト」に載っていたが、現在、きれいになくなっているのは紛れもない事実だ。