アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

恐喝未遂事件被告――「週刊報道サイト」佐藤昇の第4回公判

本紙既報通り、「週刊報道サイト」なるHPを運営する自称ジャーナリスト・佐藤昇被告(冒頭写真。51)が、恐喝未遂容疑に問われている第4回公判が、8月4日(金)午後1時20分から東京地裁であった。なお、佐藤被告は否認し続けている上、別件もあり心証も悪いからだろう。未だ保釈になっておらず手錠姿で法廷に現れた。
7月19日、第3回公判があったようだが、内容なくすぐ終わったとのことで本紙では報じていない。これに対し、この日には、被害者側弁護士の証人尋問があったという。
というのは、佐藤被告は被害者のことをHP記事で批判していて、その消し賃として600万円を要求した事実は認めているが、それは被害者側弁護士との示談交渉のなかで示談金としてであって、したがって脅したものではない旨主張し続けているからだ。
この日の法廷では、その弁護士が録音していたその際の音声記録の一部が、検察側から提出され流れた。
そこには、佐藤被告が600万円を要求している発言がハッキリあり、その金銭要求の根拠として佐藤被告が述べる“示談”という言葉に対し、被害者側弁護士は報道機関がそれを利用に金銭要求するのはおかしい旨、述べている内容も流れた。
まさにその通り。
「週刊報道サイト」がまともなマスコミなら、佐藤被告は記事内容は真実といっているのだから、消す理由がない。しかも、それにも拘わらず金銭をもらえば消すというのは、エセマスコミで、暗に畏怖させて恐喝しようとしたと疑われても仕方ないだろう。
それに、こうした行為が常習で、佐藤被告が“恐喝屋”であることはマスコミ業界では有名な話だ(恐喝の前科あり)。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧