自称ジャーナリスト、しかしてその実体は、「週刊報道サイト」というHPを悪用した恐喝屋と思われる(前科あり)佐藤昇被告(冒頭右写真)が、恐喝未遂容疑で公判中なのは本紙既報の通り。
その佐藤被告、他にも同様の恐喝未遂行為をしていたと思われるが、被害者が警察への協力を拒否したことから事件化しなかった別件があることが判明したので報じる。
その被害者とは、公認会計士の能勢元氏(冒頭左写真)。
本紙とは民事訴訟で係争中(下右写真)の、数多くの”危ない上場企業”の増資時の株価算定などを、代表を務める「東京フィナンシャル・アドバイザーズ」で行っている。また、最近は旧NHK党(「政治家女子48党」)の財務顧問を、加陽麻里布・司法書士と仲良く行っていたことが話題を呼んでいる御仁だ。
その能勢氏を糾弾する記事が、佐藤被告の「週刊報道サイト」(下左写真)に載っていたのは2本。
1本は「ジャスダック上場廃止企業インスパイアーの破産事件におけるある被害者の陳述書から考察する その2 公認会計士の能勢元氏の税理士法人東京フィナンシャルアドバイザーズ会計事務所にて取締役野瀬有孝氏と駒澤幸次氏とスーパードクターK(黒木正博)が待っていた」というタイトルで、掲載されたのは2016年4月11日。
もう1本は、「ジャスダック上場廃止企業インスパイア―の破産事件におけるある被害者の陳述書から考察する その3 スーパードクターK(黒木正博)は公認会計士能勢元氏(税理士法人東京フィナンシャルアドバイザーズ会計事務所)の信用を利用して、林功氏(東京納品代行株主会社創業者)を破滅へ追い込んだ」で同年4月18日だった。
実に長ったらしいタイトル。また、東京フィナンシャル・アドバイザーズは株式会社なのに、そんな基本的なことを、税理士法人と誤って記すことからも、報道の体を成していないことが伺える。だが、繰り返すが、佐藤被告にとっては「週刊報道サイト」は恐喝の道具に過ぎないから、そんなことはどうでもいい。相手が同記事を見て、カネを払うから消してくれといってくれればそれでいいのだ。
実際、能勢氏はカネを払うからと、記事削除を打診していた。
そして、これに対し佐藤被告は600万円を要求していた。
この600万円という金額、今回、恐喝未遂容疑に問われている事件での要求額も600万円。これが佐藤被告の相場だったのか? 関係者の証言や資料などによれば、その詳細は以下の通り。