安倍元首相夫婦との写真で売上伸ばした元マルチ企業前科社長、覚せい剤使用などで明日にも逮捕か

　指摘のマルチ企業とは「４８（よつば）ホールディングス」（北海道札幌市）で、淡路明人元社長のこと。
事件化した、あの「桜を見る会」前夜祭（２０１６年４月）に、こんな者がなぜか参加。しかも、その際に安倍晋三元首相だけでなく、昭恵夫人とも一緒に撮った写真などが、マルチの勧誘における信用付けに悪用され被害が拡大したのではないかと、国会で追及されたこともあった。しかも、昭恵夫人の場合、地元の山口県下関市で東京の居酒屋と同名「ＵＺＵ」という宿泊施設をやっていたが、そこに淡路氏は資金提供もしていた（この施設、そもそも地元指定暴力団元総長の自宅で、しかも所有者はその関係者ということで利益供与疑惑もあった）。
それはともかく、この淡路氏のマルチ企業、「クローバーコイン」という仮想通貨（暗号資産）を販売。その際、「10倍に値上がりする」などといって違法に販売していて、17年10月、取引停止命令を受けるが、16年９月ごろから売上を伸ばし取引停止までに２００億円近く売上げていた。
その後、この淡路氏、秋元司代議士（当時）の贈収賄事件に絡み、組織犯罪処罰法違反（証人等買収）で20年８月に逮捕され、有罪となるが、その淡路氏が覚せい剤絡みで近く逮捕必至との情報が本紙に入って来た。
昨晩、本紙・山岡のツイッターで第一報をツイート済だが、その後、詳しい情報が寄せられると共に、まず間違いない情報と確信したので以下、報じる。
本紙がこんな個人的犯罪を報じるのは、こんな者に対し、裏献金してもらっていた政治家がたくさんいた模様で、わが国政治の腐敗ぶりを如実に物語っていると思われるからだ。