アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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昭恵夫人が懇願? “国家老”の前田下関市長が進める「安倍晋三記念館」建設計画

安倍晋三元首相が銃殺されてから約8カ月――この間、自己正当化する書籍『安倍晋三回顧録』(中央公論社)が早くも第4次安倍内閣で特別顧問など務めた北村滋氏(監修)らにより出されたかと思えば、一方で、厳しい目で見た安倍氏のドキュメンタリー映画『妖怪の孫』は未だに人気を博して上映されている。そして、何よりまだ納骨さえ済んでいないのに、安倍氏の地元・山口県下関市の前田晋太郎市長(46。冒頭写真右人物)は独断先行し、「安倍晋三記念館」建設を進めているとの情報が入って来たので報じる。
ちなみに、前田氏といえば、事件化した「桜を見る会」前夜祭の疑惑につき、市長としての記者会見で、「応援していた地元支援者を招いて何が悪い」旨暴言を吐いたことも。また、安倍氏が主導したとも見られる旧統一協会(現・世界平和統一連合会)と自民党政治家との問題で、自身も旧統一教会施設で挨拶していたことが明らかになっている御仁。
今回浮上して来ている安倍記念館建設計画は、そもそもの言い出しっぺは安倍昭恵夫人であり、彼女が安倍氏の元秘書で、“国家老”といってもいい存在だった前田氏に要望。前田氏はこれを受け入れ、すでに今年3月末の段階で建設する土地購入の市の予算を確保。そして、具体的な土地の場所に関しても本紙の元には情報が来ている。
しかしながら、これが事実なら、巨額の公費を投じることになるわけで、市のなかでも反発が。予算確保をしたとされる直後、任期途中で2人の市幹部が辞めているが、それはこの独断専攻に抗議してのことではないかと見方も出ている。

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