アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「統一教会」施設で講演していた、疑惑まみれの安倍元首相“国家老”

 安倍晋三元首相の地元・山口県下関市の前田晋太郎市長(安倍氏元秘書)は8月15日の定例記者会見で、「令和元年12月と令和3年1月の計2回、会合であいさつするかたちでお話させていただきました」と述べ、「統一教会」(現・世界平和統一連合会)の会合に出席したことを明らかにした。
なお、前田市長が自ら明らかにしたのは、その前に一部マスコミがその事実を掴み観念したために過ぎない。8月11日、「朝日」は「数年内に、会合に2回出席したことがある」と報道。その際の朝日取材に、前田市長は「教団か関係の団体かなど、詳細は改めて説明する」と答えていた。
15日のNHKニュース報道によれば、「講演会方式で、集まった80人ほどの前であいさつをして、すぐに退席した」、「今後、旧統一教会の会合には出席しない」と述べたという。
この間、政治家と統一協会との関りが次々と明らかになっているが、その大半は統一教会関連団体との間のことで、それ故、そこが統一教会と関係しているとは知らなかったというケースもないではない。
しかし、前田市長の場合は確信犯といっていい。
今回の報道を見る限り、前田市長はその講演をどこで行ったか明かしていない。
だが、本紙が得た情報によれば、それは2回とも統一教会の下関支部といっていい3階建て施設の2階でのことという。

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