アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(294回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(8月22日~8月26日)

プロフィール 投資歴24年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は28,930円と、前稿比+383円高(※前項比+371→ +374→ ▲113→ +1127→ +271→ 581→ ▲556→ +529→ ▲1861→ +62→ +980→ +43→ +311→ ▲576→ +156→ +12→ +107→ ▲680→ ▲484→ +1323→ +1664→ ▲822→ ▲491→ ▲646→ ▲574→ +256→ +440→ ▲805→ ▲602→ ▲355→ ▲313円)であった。17日(水)には29,223円まで上昇していた。

先週の週末金曜日は米国でマイナーSQだったが、かまわず弱含み、日経平均CFDは28,754円まで下落している。
TOPIX(東証1部全体)の週末金曜日の終値は、1,995Pと週間で+22P高。
米国のNYダウは、週間で+6ドル高となる、33,767ドル(※前稿比+958→ ▲42→ +946→+611→ ▲50→ +241→ ▲504→+1612→▲1504→ ▲1507→▲313→+1951→▲935→▲78→▲834→▲640→▲270→▲43→▲97→106→1811→▲670→▲445→▲20→▲659→▲352→365→460→▲1647→▲320→▲106)と、上髭を引いている
ナスダック指数は、週間で-342P安の12,705P。6月16日の10,565Pがここまでの最安値。昨年11月22日の高値(16,212ポイント)比の最大下落率は、-34.8%のドローダウンだった。

今週は、筆者の売買履歴から始めたい。
月曜日、筆者は動かず。日経平均株価が+325円だったこともあり、持ち株は好調。
そして火曜日。筆者は前場のAM9時過ぎに、先物が現物を越えるような値動きとなっていた「マザーズ先物」を購入。これは、なにかしらの強引な資金が入っているのか? とかなり期待していたが、勢いがあったのは前場だけで後場は膠着。ただこの動きをみて、「まだ崩れない!」と信じ、「日本電波」(6779)、「タムラ製作所」(6768)など保有株の買い増しを行った。その夜に、動かない「マザーズ先物」をリカク千人力と唱え売却。12P分のリカク。

そして水曜日。またしても「マザーズ先物」を購入。最後に引け直後のロスタイム? にマザーズ先物を売却し、またしても10Pの薄利。その後、「FOMC議事要旨」を控えていたため資産を守るために、日経平均先物の空売りを開始。朝起きてみたら、逆指値で狩られておりマザーズ先物の2回のリカクが台無しになってた。

木曜日。前日の「米国7月小売売上高」「FOMC議事要旨」で、なんの波乱もなかったわけだが、振り返ってみると、この辺から相場が弱含んできている。当日、持ち株の「JSR」の出来高が減って上に行く気配がなくなったと感じ売却。薄利になってしまった。また高値だった「大紀アルミ」も4分の1売却。中国・欧州の景気悪化の具合をみて、これは深刻で、心配になったのだ。ここで日経平均の9月限先物28,860円で打診にて空売り。このポジションは資産を守るためであり、当初、日経平均株価が29,340円を超えるまでは耐えるつもりだったが、その夜まだ崩れそうな気配が感じられなかったことから思い直し28,980円で逆指値で出したところ、またもや速攻で狩られた。

そして金曜日。弱いまま引けて終わった日経平均株価を見て、先物9月限を空売り開始。その後ビットコインが突然崩れる局面をたまたま目にしたため、9月限の先物の空売りを積み増し。かなり大きなポジションになったが、これでどうなっても保有資産を守れると就寝。

本当は就寝する前に、逆指値設定をかけるつもりだったが、疲労からか、先物の画面が開いたままのスマホがチカチカ光る中、寝落ちてしまっていた。幸い? 週末金曜日は終始、弱いままで、保有株のヘッジになったようだ。危ない危ない。

さて、今週のストラテジーへと移りたい。
先週の金曜日は、米国でマイナーSQ算出日だったが、PM10:30から場が始まると、ナスダック100指数のCFDの値動きが明らかに変である。13340Pから13374Pに突如動くことを繰り返すなど、あまり見ないような不規則な値動きを繰り返し、徐々に値下がりしていった。米国の10年債金利が一時3%に接近してこれが原因になって崩れたように感じたが、その後3%を超える流れが消失してもナスダック100とナスダックは反発する力がまるでなかった。
ただ、だからといってここからわかりやすく下落相場になるかといえば、それはまだ全然わからないと言いたい。
日曜日時点で「ビットコイン」は横ばいの値動きであるし、週末金曜日も買いが出ないだけで、恐怖指数はデンジャーサインの域までまだかなり遠いままなのだ。※テクニカルの項で後述。

また、国内の裁定買い残をみると、12日(金)からリスクオンになっている様子がわかる。※テクニカルの項で後述。リスクオンとなって1週間で相場が終わるとはなかなか思えないのだ。

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