アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(891)「日米共に仕手株活況。気になる『和助』ファンド」

 米国で仕手株は「ミーム株」と呼ばれているが、直近ではその代表格「ベッド バス&ビヨンド」が急騰、急落となった。一般大衆が買い上がって盛り上がってところに本尊が売りをぶつけるのは日本と同様だ。
先週の日本市場でも一部仕手株が活況だったが、その前に「四季報オンライン」(有料版)の注目銘柄について一言言わせていただく。月曜~金曜、毎日違う専門家が1銘柄取り上げているのだが、銘柄が上がる下がるは相場環境にもよるので別に問題ではない。しかし、1人だけ常に最高値銘柄を取り上げてる。そして翌日から下落がほとんどだ。毎週最高値銘柄を紹介して、翌日から下落でははめ込みと疑われても仕方ないだろう。歴史のある東洋経済とは思えない。編集者は、その専門家が他で先に勧めていないか検証すべきであろう。
本題に戻る。
先週「ジェイホールディングス」(2721。東証スタンダード。東京都港区)が急騰した。
ジェイ社が8月17日、「和助キャピタル2号」(東京都渋谷区)というファンドなどで第三者割当新株予約権発行(1株220円)を行うと発表したことによる(割当日は9月2日)。その和助、「イメージ ワン」が21年4月急騰するのだが、その前の3月割当でやはり新株予約権を発行しているが、その際の割当先が「和助キャピタル」だったので思惑を呼んだのだろう。

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