アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

海外ファンド「ホワイトナイト」=能勢公認会計士、これだけの根拠(2)

 本紙は現在も、公認会計士の能勢元氏(冒頭写真)と、同氏に関して本紙が報じた記事を巡り、損害賠償請求訴訟を争っている。
この最大の争点は、この連載(1)でも述べたように、「White Knight Investment Limited」(ホワイト ナイト インベストメント リミテッド)なるアフリカ大陸の東側に浮ぶ島国・セシュール共和国に所在するファンド会社のオーナーは能勢氏であるかどうかだ。
このホワイト ナイト、過去、何度もわが国上場企業の増資引受け手として登場している。そして、その際、能勢氏が代表を務める「東京フィナンシャル・アドバイザーズ」(右下写真は入居ビル。東京都千代田区)がその発行企業の株式、新株予約権の評価業務を行っている。
本紙が指摘した疑惑通り、その増資引受けファンドのオーナーが能勢氏なら、自分に有利な株価算定が可能どころか、事前に増資時期や増資資金の金額や使途なども把握できるから、相場操縦して売り抜けて大きな利益を得ることも可能だ。
これでは、公認会計士の倫理規定違反どころか、犯罪にも抵触し得、公認会計士資格剥奪どころか、手が後ろに回る可能性さえある。そして、能勢氏は公認会計士の資格を持つ、その実態は悪徳仕手筋との見方さえも出て来るからだ。
本紙では、すでにこの連載(1)で、「マーチャント・バンカーズ」(3121。東証2部)が17年9月、新株予約権をホワイト ナイトに発行した際、その一部を引き受けたA氏に書いてもらった陳述書を紹介している。
その際、能勢氏が代表を務める前出の東京フィナンシャル・アドバイザーズが新株予約権の評価業務を行っていた。そして、A氏はその新株予約権のホワイト ナイト分の一部引受けを行ったのだが、その際、ホワイト ナイトの常任代理人は長谷さえ氏となっているが、A氏は彼女の存在は一切聞いておらず、引受け手続きでホワイト ナイト側として登場したのは終始、能勢氏だったという。
これだけでももう十分に怪しい(しかも長谷氏は、能勢氏のグループ会社の社員)のだが、この間、さらに決定的と思われる陳述書をB氏に書いてもらい提出したので、今回は以下にその内容を紹介する(B氏の実名部分は●●。B氏の個人情報に関する冒頭1.は略。後は会社名1カ所をDとした)。
能勢氏は、「そんな前科者を仕事で使うわけがない」旨、述べているが、使っていないどころか、B氏はかつて一緒に仕事をしていた関係から、広末哲也氏が、能勢氏の指示で、ホワイト ナイト引受けの増資分の営業、事務手続き代行などしていたことを目の前で見ていたと陳述している。また、B氏はホワイト ナイトと同じアフリカのセシュール共和国に匿名ファンド会社を設立したことがあり、同ファンドの代表者、常任代理人も名義借りして簡単に作ることは可能であり、ホワイト ナイトの場合、実際、名義借りでなければ説明がつかないと思われる事実が複数あると指摘もしているのだ。

以下、陳述書より。

2.VS能勢元に関し、被告山岡俊介氏に協力させて頂いているのは、被告山岡氏が編集長を務めるアクセルジャーナル紙(以下「アクセスジャーナル」という)で、上場企業の不正、弁護士・会計士などの士業の不正、政治家の不正、詐欺師など不正を取材しアクセスジャーナルで公表することで、世直し、犯罪の抑止活動をおこなっていることに賛同しているからであり、且つ本件は、同山岡氏が、不正を働く原告会計士に提訴され被告になっていると伺い、「事実は異なり、理不尽な案件」だと思い、協力させて頂いています。

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