三重県議会議員・小林貴虎氏(冒頭写真。48。自民党)が注目を集めているのはご存じの通り。
いうまでもなく、10月2日、自身のツイッターで<国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだったという分析が出ている>、その後、その8割の根拠として<高市早苗先生が、政府の調査結果としてお伝えいただいた>とツイートしたことだ。
もっとも、小林氏は4日に高市早苗・経済安全保障担当大臣の事務所に電話で謝罪。そして6日には記者会見を開き、「8割が隣の大陸から」などの投稿内容は誤りだったとして撤回、謝罪した。
だが、本当に誤りだったのか?
自民党総裁選に出馬したこともある高市大臣が傷つかないように、すべての責任を小林氏に押しつけ、口封じした可能性はないのか?
というのも、小林氏は10月2日に名古屋市内であったわが国最大保守主義・ナショナリスト団体「日本会議」の非公開会合に出て、そこで高市氏の講演を聞いて、その日のうちにツイートしているからだ。
しかも、記者会見でも、記憶ではなくメモを取っていて、それに基づいてツイートしたという。
おまけに、問題になったツイートにもあるように、小林氏が「総理大臣になって頂きたいと強く願っている高市早苗先生」を貶める意図があるわけがないだろう。
となると、高市氏が少なくともこれに似た発言をしたと考える方が自然というものだろう。