大手マスコミは本日、大阪地検特捜部が、奈良県天理市が誘致した大規模太陽光発電施設(メガソーラ)に関する業者選定を巡り、議長経験もある天理市議(66。自民党)が入札情報を落札業者に伝え、金銭を受け取った疑いがあるとして同市議の自宅や天理市役所を家宅捜索したと報じている。
もっとも、本紙・山岡はこの情報を昨年10月に入手し、同年11月に現地取材を敢行。疑惑の市議の自宅も直撃している。
その際は不在だったが、その後、電話で連絡が取れ、同市議は取材を受けることを約束したにも拘わらず、具体的な日時を決めようと電話すると、何度かけ、留守電に用件を入れても逃げ続けた。
本紙では昨年11月9日にその疑惑の概略を報じているが、この贈収賄疑惑は疑惑の市議だけに止まるものではない。その市議のボス的存在の地元県議、さらに同市議は少なくとも地元出身の高市早苗総務大臣との関係をひけらかしていた。