アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

五輪汚職――特捜部が狙う政治家とは!?

 東京五輪のスポンサー契約を巡る、「電通」元専務で、東京五輪組織委元理事の高橋治之容疑者と、紳士服大手「AOKIホールディングス」(8214。東証プライム。横浜市都筑区)との贈収賄事件――ここに来て、高橋容疑者は、AOKIがスポンサー契約を結ぶ前後に、東京五輪組織委会長だった森喜朗元首相をAOKI側と面会させたと特捜部の調べに供述しているとの情報が出て来ており、他の複数の政治家も含め、特捜部はどの政治家を狙っているのかと、一挙に世の関心はそちらに向かいつつある。(冒頭写真=「日刊ゲンダイ」8月26日付)
本紙が得た情報では、確かに特捜部は森元首相、それに菅義偉前首相に関する情報もかなり集め、すでに関係者から供述も取っているようだ。
もっとも、この2人の元首相の名が出て来るのは、専ら、AOKIとは関係ない、五輪開催を東京に持って来た件の方で、そのなかには民間企業「セガサミーホールディングス」(6460。東証プライム。東京都品川区)の里見治会長の名も出ている。
この絡みに関しては、本紙では約2年前に『週刊新潮』記事を紹介しているので、そちらをご覧いただきたい。これには高橋容疑者も深く関り、IOC委員だったラミン・ディアク親子には東京招致委員会(竹田恒和理事長。当時)から2・3億円、その過程で、竹田氏の“親分”の高橋容疑者の口座に約9億円入金されていた疑惑が出ていた。
しかしながら、

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