アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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永田町筋からの証言――自らの意志で「統一教会」に急接近していた安倍元首相

 本紙ではかつて、「河井夫婦1・5億円一部安倍事務所側還流疑惑」などの注目すべき情報を報じ、話題を集めたが、そのディープスロート氏が今度は、安倍晋三元首相と「統一教会」(現・世界平和統一家庭連合)との只ならぬ関係につき情報提供して来たので報じる。(冒頭写真=『週刊朝日』2006年6月30日号)
この間の大手マスコミによる安倍元首相と統一教会との関係についての報道は、祖父・岸信介元首相、父・安倍晋太郎元外相と3代に渡り引き継がれて来た内容になっている。
しかしながら、このディープスロート氏によると、岸氏は1970年代前後から「反共」という一点で教団と親交を深めたものの、1980年代に入り統一教会が霊感商法で問題になって来るなか、日本船舶振興会会長だった笹川良一氏のように関係を切りこそしなかったものの距離を置くようになり、決して積極的に引き継がれたわけではないという。
それどころか、ある国際的大物ロビイストに篭絡され、その縁から、安倍元首相は自ら積極的に統一教会との関りを深め、自民党議員と統一教会との仲介役さえ果たしたと見る。
したがって、テロはむろん論外だが、安倍元首相が山上徹也容疑者の凶弾に倒れたことは、岸元首相・安倍晋太郎元外相と続いて来た統一教会との関係継承という逃れようのない“負の遺産”による不幸な結果なんて見方は決して成り立たないというのだ。
どういうことか?

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