アクセスジャーナル本編では「第2の東京機械か?」ともいい、注目を集める「ナガホリ」(8139。スタンダード)だが、6月15日IRで、大場武生氏に名誉棄損で訴えられたと報告している。しかし、17日に発売された『FACTA』7月号がナガホリの仕手戦を報じている(冒頭写真)。著作権問題があるので詳しくは書けないが、大場氏の関与をほのめかしている。大場氏はFACTAも訴えるのだろうか。だが、同誌は具体的に言及しており、傍目には大場氏不利にも思える。
話は変わって、カジュアル衣料の卸売り「新都ホールディングス」(2776。スタンダード)。2019年末ごろは、投資マネジメント会社「燦キャピタルマネージメント」の筋と同じとの疑惑があり、当時、東京・丸の内に本社のあった弱小証券に注文の一部を発注していたようだ。新都HDは中国系仕手株が手がけていたが、度々の社名変更で日本のブローカーも関わっており、今も関与していると思われる。最近では3月末から5月中旬にかけて約3倍に上昇した。筆者はこの急騰を誰が仕掛けたのか把握できていない。しかし、彼らが新たな銘柄を仕込み始めたことについてはある程度把握しているつもりだ。