アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本紙指摘通り、「テラ」株のインサイダー容疑で建設会社社長ら逮捕に

 警視庁捜査2課は本日、医療ベンチャー「テラ」(2191。JQ。東京都新宿区)のインサイダー取引を行ったと見て、「内田建設」(横浜市神奈川区)の久保田俊明社長ら3人を金融商法取引法違反容疑で逮捕した。(冒頭写真=テラの株価チャート)
テラの株価は、同社がメキシコでの新型コロナウイルス治療薬開発を行うとIR(20年4月27日)したことを契機に急騰し、それまで1株150円ほどだったところが、同年6月9日には2175円(高値)まで付けていた。
久保田容疑者はこの治療薬開発を行うとの情報を事前に知り、4月1日、3・69%を購入するなどし、その後の追加分も合わせ同年7月10日までに4%以上を売却して15億円ほどの利益を得ていた模様だ。
21年3月、証券取引等監視委員会(SESC)は金商法違反容疑でテラ本社と関係先を強制調査していた。
本紙では同年7月、その容疑者のなかに久保田容疑者も含まれ、最大のターゲットにされているようだと報じていた

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