結局25人が死去した、この実に痛ましい大阪の雑居ビルに入居する診療内科クリニックで起きた放火殺人事件、大手マスコミは連日のように大々的に報じていたが、本紙が2度に渡り報じているのは、自身も死去した西澤弘太郎院長はトラブルの件を事前に大阪府警に相談していて、警察の対応が適切だったらもっと被害を抑えられた可能性があるのではないかとの疑義を呈する情報が本紙に寄せられているからだ。
事件の経緯を報じるのも重要だが、こちらの疑義も重要なのは言うまでもないだろう。だが、大手マスコミは記者クラブ制度の下、なかなか警察のマイナス面は報じられないものだ。
それに本紙に寄せられたこの疑義情報が決していい加減でないことは、本紙が2度目の記事を報じた後、非常扉に目張りがされていたことが大手マスコミでも報じられたことからも明らかだろう。
そんななか、さらに追加情報が入って来たので再び報じる。