アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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大阪ビル放火事件――容疑者の動機と、警察の対応に関する情報

 12月17日(金)、大阪市北区の雑居ビルに入居する心療内科クリニックであった放火事件は、24人が死亡するという最悪の事態を招き、大手マスコミは連日大きく報道している。
谷本盛雄容疑者(61)がガソリンを使った可能性が高いとされるが、その動機に関しては今のところまったくというほど報じられていない。
そんななか、本紙の元にある情報が寄せられた。
実は本紙の元には、事件当日(17日)の早い段階で、谷本容疑者が犯人と見られるとの情報が、同容疑者が11年4月、長男の頭部を包丁で刺した殺人未遂の前科と共に寄せられていた。
その大阪府警にもルートを持つと思われる者から、動機に関する追加情報が届いた。
それと共に、亡くなった心療内科の院長は、トラブルの件を警察に相談しており、警察がしっかり対応していれば今回事件を防げた可能性もあるとの未確認ながら情報もあるとのことだった。
未確認ながらも、あえて報じる理由をいえば、裏取りできても大手マスコミはそういう疑惑はなかなか報じられず、本紙のような媒体が先んじて問題提起することで報じ易くなる? あるいは、取材出来やすくなればいいとも思うからだ。
地元の毎日放送(MBS)も、事件当日に院長の父親(同じく医者)に取材してすでに報じていたように、息子の院長がトラブルを抱え、警察に相談していたことは間違いなく、それは谷本容疑者のことだった可能性が高い。

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