アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<衆院選山口4区>本紙指摘通り櫻井氏演説し「3回目の総理に!」。怪文書。異常警備。反対票3分の1近くにショックとも

 本紙では10月30日、衆院選山口4区の安倍晋三元首相の応援に、櫻井よしこ氏が下関市まで来る予定と報じたが、その通り、櫻井氏はやって来て、JR下関駅すぐ横のシーモールというショッピングセンター前で約20分間、応援演説を行った(以下に写真掲載)。
「選挙運動最終日の締めの一環として。前田晋太郎・下関市長の後に登場しました。櫻井は安倍さんほど外交がわかる政治家はいない旨言った後、“3回目の総理大臣になっていただきましょう!”とやったものだから、そこに集まったのは後援会会員ばかりなので大きな拍手が起きました」(後援会関係者)
この櫻井氏の発言があったものだから、翌31日の投開票日、開票が始まる午後8時からすぐ安倍氏の当確が出て、共同記者会見になった席でも、記者から「3回目の総理になってとの期待が出ているが?」旨の質問が出、安倍氏は「昨年(首相を)辞めたばかりなので、岸田総理を支える」と述べた。しかし、この発言、見方を替えれば「辞めたばかりでない、1~2年後ならやってもいい」旨述べているようにも解釈できる。
実際、伊藤昭男後援会長(「伊藤製綱」会長。下関市)からは、「再々登板もあるんじゃなかろうか」との発言が出ていた。
ちなみに、このシーモールの場所、本紙・スクープの“ケチって火炎瓶”が誤って投げ込まれた場所でもある。また、つい先日、山口県のお隣、福岡県の特定危険指定暴力団「工藤会」トップに死刑判決が出たが、この安倍首相の地元自宅などへの火炎瓶投てき事件には傘下組長も加わり未だ服役中で、その関りもあり、安倍首相(当時)が壊滅作戦を指示したとの見方もある。

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