アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(835)「『Nuts』余話と松田元氏『ビート』お払い箱に」

「Nuts」は関係者逮捕、上場廃止で幕引きとなったのはご存じの通り。
今だから言えるが、関係者が大量に売ったのは2019年6月からで、6月18日にはかなり売り逃げていたようだ。当時、大量売却した後に「イブキファンドも売って来る」と聞いていた。最後まで持続して大損被ったのは宮城和良容疑者ら仕手本尊と親しかった取り巻き連中だろう。
Nutsはある株式投資オフ会でも推奨していた事情通がいたようだが、そのオフ会では7月26日に上場廃止になる「五洋インテックス」でも被害者が出ているという。事情通の参加者の一人が、五洋インテックスを強く推奨し、彼を信用しているいわゆる信者が買って保有し続けたらしい。
見ず知らず、あるいは有名人が参加しているからといって無防備に参加すると痛い目に会うのは常識だ。特に初心者は、ベテランや有名人のオフ会には参加しない方ががいい。
さて、「アクセスジャーナル」本編では何度も取り上げている松田元氏(冒頭写真)だが、7月9日の「ビート・ホールディングス・リミテッド」(東証2部。9399)の定時株主総会で取締役としての再任を否決、その後の取締役会で取締役会議長、最高経営責任者(CEO。19年11月就任)及び最高財務責任者(CFO。同10月)から退任させることを決定。すなわち、ビートから完全にお役御免となった。

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