本紙に、都内建設工事現場で20名以上の新型コロナ感染クラスターの模様との情報が入って来た。
“模様”と曖昧なのは、「元請けから緘口令が敷かれており」、情報提供者はその現場の者ではなく、その現場の者から内々に聞いたということで連絡してくれたからだ。
なぜ、本紙に連絡かというと、昨年4月、都内建設工事現場で最大手ゼネコン「清水建設」(1803。東証1部)の社員3人が感染、内1人が死亡するクラスターがあったが、その亡くなった社員に関する記事を本紙で報じていたことを知っていたからのようだ。(冒頭写真=社員死亡後の「清水建設」のIR)
その死亡した社員は死後に感染していたことが判明、その間、社員寮に隔離されていたがその扱いに疑義があった上、死後も誰が亡くなったか社内でも秘匿するなど、不可解な事実が多々あり、本紙ではそれらのことを6度に渡り報じていた。
さて、本紙に寄せられた今回の情報によれば、クラスターがあったのは今年4月のことだという。
むろん、どこの現場かも指摘されている。