アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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他人の土地を勝手に使用――デヴィ夫人、石田純一らが社長と対談の太陽光発電会社の実名

4月23日にこの疑惑の太陽光発電会社につき報じた際は、裏づけはしっかり取ってはいるものの、会社側の言い分も一応聞くべきと思い、有料記事部分でも実名は上げていなかった。
そして、その有料記事部分で「本紙は慎重を期し、並行して、A社などに質問状を出している。回答の内容次第で、実名報道に切り替えるつもりだ」と記していた。
ところが、冒頭左に掲げたように、取材申し込みの中身も見ずに「受取拒絶」で戻って来たので、この会社の実名を上げる。
(株)アースコム(埼玉県越谷市。丸林信宏社長。43)。
すでに被害者からも逃げ回り、「被害者の会」を結成し集団提訴するとの動きもあるなか、こうした行動を取ったと思われるが、自らは潔癖というなら、質問に答えてそう主張すればいいだけの話。それが出来ないで逃げるということは、少なくとも後ろめたいことがあると思われても仕方ないだろう。
それ以前に事業を営み、しかもデヴィ夫人、石田純一らと対談(冒頭右写真。中央が石田で、左は丸林社長、右が妻で副社長の丸林綾子氏)し、「私どもの強みは人です。弊社ではそちらに重きをおいてコミュニケーションの勉強をしています。良い物は良い人間が提供しますので、そういう意味では自慢のスタッフをそろえています」とまで語りながら、その社長自らが逃げて何らコミュニケーションしないとはどういうわけか。
並行して、売電の契約を結んでいる「関西電力」にも質問状を出している。こちらはキチンと質問状を受け取っており、その結果も順次報じて行くつもりだ。
ところで、先日の「正圓寺」(大阪市阿倍野区)の乗っ取り同様、お恥ずかしながらこれもチェックを怠っていたのだが、同じく『週刊新潮』の3月18日号「マネー欄」(上右写真。MONEY。2頁)93回目で、本紙がこれまでに何度か報じている「スマートグリッドホーム」(東京都新宿区)が槍玉に上がっていた。
このスマート社もアースコム同様、太陽光発電は儲かる、節税になるなどといって、法人、個人に販売している会社。

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