アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「『桜』900万円超補てん問題で注目の安倍前首相公設第一秘書の人となり」

 大手マスコミ既報(冒頭写真=「日刊ゲンダイ」本日記事)のように、ここに来て、東京地検特捜部が捜査を始めたことで注目を集めている安倍晋三前首相の公設第一秘書・配川博之氏(下右写真)。
長らく公設第一秘書は飯塚洋氏が務めていたが、あの世を騒がせた耐震偽装事件で名が出たり、家庭内事情もあり、同秘書は引退。その後を継いで、すでに十数年公設第一秘書を務めているのが現在50代後半のこの配川氏だ。
その人となりを探ってみた。
本紙ではこの配川秘書、すでに今年7月14日に顔写真付きで取り上げている。本紙スクープの河井夫婦買収事件絡みでその買収原資に使われたのではないかとも見られる自民党から出た1億5000万円の安倍事務所側還流疑惑に関与した一人と見られているからだ。
 検察が本気で安倍疑惑を追うなら、「桜」問題より、こちらの疑惑の方がずっと奥が深いと思うが、河井前法相は実質“菅派”、またいま菅義偉首相と深く連携している二階派所属(しかもその親分の二階俊博氏が自民党幹事長として1億5000万円の出費を決裁)ということでこちらは不問とし、しかし菅首相の安倍切り材料としてこの「桜」問題だけにゴーサインを出したのではないかというのが本紙の見解。それについては一昨日に報じているので、そちらの記事も是非ご覧いただきたい
この配川氏、東京ではなく、安倍前首相の地元・山口県下関市の事務所に勤務している。
本日は下関市内で捕鯨のフォーラムに参加。下関港は捕鯨船の基地として歴史を誇る関係からだ。
「フォーラムの最初に挨拶。今回の桜問題で地元記者だけでなく、県外の社会部記者などが多数来ていて、フォーラムから去る際を狙って声を掛けましたが振り返りもせずガン無視。無理もありません。長府の方の自宅もこの数日、多くの記者に午前6時ごろから張られ、外出前に声をかけられる有様ですから。本当にピリピリしていますね」(地元事情通)

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