アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(801)「相場が悪くなると仕手筋が動く――最新動向(2)」

先週、仕手筋の動きが復活して来ていることを書いたが、今週も新たな動きが見れたので追加しておく。
まず「プラコー」(6347。JQ。さいたま市)。11月6日、社長ら取締役すべてが交代となり「篠原・和円」仕手連合が勝利となった(冒頭写真=株価は乗っ取り受け下がる)。
篠原猛氏らは「北日本紡績」(3409。東証2部)も手中に収め勢いが感じられるが、黙認している当局の姿勢も問題だろう。それに篠原氏、株式を買い集める資金は決して楽ではなさそうだ。短期間だが、街金から高利でファイナンスを受けていたことも分かった。この案件はすぐに返済されているが……。
そのプラコー、本題に入る前に仕手筋の嵌め込みの一例を紹介しよう。コロナ慣れして東京を中心に株式投資のオフ会が再び盛り上がって来たが、誰かの紹介もなく初めてそこに顔を出す人は警戒しよう。そこで出会った者がハコモノ仕手株を推奨しようものならまず間違いなく嵌め込み部隊といっていい。経歴詐称して信用させる。しかし、経歴とは似つかないボロ株を推奨しているのだ。初顔でハコモノ推奨したらその相手は警戒人物だ。

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