アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「青山メインランド」西原社長は裸の王様

青山メインランド」(東京都千代田区)といえば、本紙の読者にとっては恐喝事件の被害に会った西原良三氏(59)が社長を務める会社というだけで、どんな会社かよくご存じないかも知れない。
しかし、この青山メインランド、個人向け投資用マンション「メインステージ」(ワンルーム)、「ランドステージ」(ファミリー用)などの企画開発及び販売会社としては首都圏では大手。08年度の年商は400億円を超え、上場こそしていないが業績はすこぶるいい。
設立32年目。創業者は別人だが、西原氏が内30年は社長で、株も西原一族がほぼ握っているから実質、西原氏のワンマン会社といってもいい。
西原社長、芸能人好きが高じて芸能事務所「アービング」のオーナーでもある。また人脈がひじょうに広く、恐喝事件を契機に週刊誌にはプロ野球巨人軍・原辰徳監督のタニマチとまで書かれてしまったが、こんな付き合いができるのも、青山メインランドのワンマン社長という地位あってのことだろう。
ところが、そんな最中にキックバックの情報が寄せられたものだから、本紙は当初は失礼ながら西原社長がやっているものと思った。だが、そうではなく、そこに浮かび上がるのは西原社長の裸の王様ぶりなのだ。

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