アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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昨年の台風15号被害で疑惑浮上――豊田参議員議員(千葉)の違法ビル建設疑惑

豊田俊郎参議員議員(68。冒頭写真は豊田氏のフェイスブックより。左は麻生太郎副総理。17年7月4日)は、自民党麻生派所属で2期目(千葉県選挙区)。
千葉県会議員(1期)、千葉県八千代市長(3期)を経て13年7月から現職。現在、自民党政務調査会副会長、参議院政策審議会副会長などを務める政治家で公人だ。
ところが、そんな人物であるにも拘わらず、3階建てビルを違法建築した上、それが原因で昨年9月、千葉県を襲った台風15号により屋根が吹き飛び、建物が大雨漏り、漏電して1階で営業していたレストランの営業が出来なくなるなど賃借人に大きな被害が出たのに未だ謝罪の言葉一つなく、補償もまったくしていないという。ただし豊田議員のフェイスブックを見ると県会議員と共に台風被害現場を視察し、「1日でも早い復旧復興に尽力させていただいております」(19年9月18日)などと書き込んでいるのだが……。
それだけでも国会議員の資質を疑わざるを得ないが、しかも豊田議員、国会議員唯一の「土地家屋調査士」の資格を持ち、その専門的見地から参議員議員1期目にして土地に関する法律を2本成立させている。この土地家屋調査士、法務省管轄の弁護士、司法書士などと共に職務上請求権が認められている8士業の一つ。

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