アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(777)「北日本紡績」株の仮想売買疑惑

景気は戦後最悪の落ち込みというのに株価は堅調。金余りのなせる業で、1980年代後半の円高不況時の株高の再来といえなくもない。
東京都、政府としても「緊急事態宣言」の延長は、国民の不満を招き支持率低下となり共倒れの危険が出て来ると考えているのでは。そこでサプライズで、5月15日過ぎには緊急事態宣言を(一部)解除するのではないか。小池百合子知事も、安倍晋三政権も支持率を増やしたいはずだ。
さて、そんなコロナ不景気、世界恐慌もいわれるなか、これというプラス材料もないどころか、赤字決算拡大にも拘わらず、この1年数カ月の間に株価が5倍にもなっている銘柄(冒頭写真)がある。
アクセスジャーナル本編で5月7日、「『北日本紡績』経営陣一新の背後に“仕手連合か”」のタイトルで報じられた「北日本紡績」(3409。東証2部。石川県白山市)のことだ。
だが、これだけ上がっていてもネット上の株式情報専門のところでも話題にすらならない。出来高もほとんど増えない。コロナ予防ワクチン開発をぶち上げた「アンジェス」(4563。マザーズ。大阪府茨木市)とは大違いだ。
何故か?

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