本紙では「松浦大助グループ」が関与していたということで注目している同事件、その側近の1人といってもいい佐戸康高被告の2回目の公判が9月6日にあった。
関係者によれば、この2回目から証人尋問に入り、当日は、佐戸被告から「ストリーム」株の売買注文を受けていた某証券会社の担当者だったという。
佐戸被告は「ヤマゲン証券」(現マディソン証券)を通じて株式売買を行っていたが、同証人によれば、ヤマゲンでは注文情報が漏れる危険があるということで、ストリーム株を売買する数カ月からこちらの証券会社に替えたという。
検察側は主尋問で、佐戸被告が馴合売買をしていたことを前提に質問。しかしながら、反対尋問ではそれを覆すような質問が出され、結果的には玉虫色の内容だったという。
次回(第3回目)も続いて証人尋問が予定されている。
それも、こんな人物の出廷が予定されているというから興味深い。