アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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200億円(?)の資金はどこに消えたのかーー海外FX「GEMFOREX」。本紙へのサイバーテロと、献金先国会議員(維新)との新事実(第4回)

前回ーー6月12日配信のこの連載3回目で、本紙は海外FX「GEMFOREX」(ゲムフォレックス)の実質的経営者とみられる4人の実名を写真と共に報じた。藤田寿彦、冨山智広、寺西健一、森田剛の各氏。ノミニー(名義だけの外国人代表)の陰に隠れていた者たちの名を、初めて世に出した。
すると、何が起きたか!?
まず報告すべきは、この記事が公開された直後に本紙を襲った出来事である。なぜなら、その反応こそが、本連載が触れてはならない核心に触れていることの、何よりの証拠だからだ。

■ 公開2時間で、本紙サイトは落ちた

第3回目を公開したのは、6月12(金)の午後8時少し前。
そのわずか2時間後、本紙アクセスジャーナルのサーバーは突然ダウンし、サイトは閲覧できない状態に陥った(本紙YouTube版でも既報)。
調査の結果、原因は判明した。
DDoS攻撃である。大量のアクセスを一斉に送りつけ、サーバーを機能停止に追い込む、典型的なサイバーテロだ。そのアクセスは米国、ブラジル、インドネシアなど複数の海外から来ていた。
これに対し、本紙は翌13日(土)の深夜から、別のサーバーを新たに用意し、そちらにデータを移行する方法でサイトを復旧させた。
問題は、何のために本紙がサイバー攻撃を受けたかだ。
GEMFOREXの首謀者と思われる者の実名と顔写真を出した、まさにその直後だった。この記事が世に出ることを妨害する目的の攻撃だったと考えるのが、自然だろう。
ネット上の言論を、力ずくで黙らせに来た――そう受け取らざるを得ない。

■ そして、「記事を取り下げろ」という要求

攻撃は、サイバー空間だけではなかった。
記事の公開後、この記事を取り下げて欲しいという要求が知り合いの元に寄せられた。誰によるものかは、知り合いは口を閉ざすので分からない。ただし、消して欲しいといって来た記事は、GEMFOREXのものだと、知り合いはそれについては否定しない。
サイトへのDDoS攻撃と、記事を取り下げさせようとする動きが、実名報道の直後にそろって表面化した――この事実は重い。
サイバー攻撃でサイトを落としてこちらに圧力をかけ、並行して、具体的にどの記事を消して欲しいか伝える。もし、こうした手段で報道を消せると考えているのなら、それは大きな思い違いである。むしろ、これほどの反応が返って来たこと自体が、本紙の報じた事実が的を射ていることを裏づけているといえるのではないか。
本紙は取り下げない。それどころか、追及を続ける。

■ 「知らない」は、登記簿の前で崩れた――国会議員(維新)と、冨山・マービン両氏を結ぶ財団

本連載第1回目で、国会議員(当選2回)の関わりを取り上げた。GEMFOREXの出金が止まり始めた時期と、本紙が首謀者の一人と考える冨山氏と、その知り合い2人が計450万円の政治献金を関議員にした時期の「時間軸の一致」を報じた。
同議員は、この事実につきこれまで一貫してこう説明してきたとされる。「マービン・ブエノ氏を知らない」。「GEMFOREも知らない」と。
ところが、この説明は一枚の登記簿の前に崩れる。
これは、第1回目の記事後に判明した極めて重要な事実なので、今回追加報道する。

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