アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

200億円(?)の資金はどこに消えたのかーー海外FX「GEMFOREX」。ノミニーの陰に隠れていた首謀者(?)4人の実名と役割(第3回)

この連載第1回目では、海外FX「GEMFOREX」(ゲムフォレックス)の出金停止と、運営関与者から国会議員への政治献金の「時間軸の一致」につき報じた。そして第2回目では、時間稼ぎに過ぎなかったと思われるGEMFOREXを1000億円近くでM&Aしたとする虚偽の話につき振り返った。
3回目の今回は、いよいよノミニー(名義上だけの代理人)の陰に隠れていた実際の首謀者と思われる4人の実名を明かす。
出金停止から3年以上。利用者は未だに一円の返還も受けていないその一方で、運営に関与したとされる者たちは今も事業や投資を続けている。「誰が責任を負うのか?」――その問いの答えが、ようやく見え始めた。

前回の第2回目では、GEMFOREXはM&Aされたはずがその相手先は存在せず、結局、譲渡対価は入って来なかったなか、GEMFOREXは外国人を代表に立てた海外法人だったが、実際の運営は①マーケティング、②資金・外部対応、③システム開発、④経理・サポートという4つの中核機能があり、これらは日本人たちが握っていたとして、その実名と関与の実態に踏み込むと予告しておいた。
本紙はこの間、関係者から入手した関与者の名刺、商業登記簿、内部調査資料などを精査した結果、この4人が重大な役割を果していたのは間違いないと確認するに至った。

■ 全体図――ノミニーの背後にいた4人

登記上の代表マービン・ブエルノ氏は、調査資料や関係者証言によれば名義を貸しただけのノミニーで、意思決定には関与していなかったと思われる。
そして、その背後で実際に事業を握っていたのはいずれも日本人で、次の4人と思われる。

– 藤田 寿彦(創業者・最終決定権者/マーケティング=CEO)
– 冨山 智広(共同創業者/対外窓口・調整役=COO)
– 寺西 健一(システム開発責任者=CTO)
– 森田 剛(経理・サポート責任者=CFO)

そして、この4人が、フィリピン・マニラの「TwoE-com Center」前でノミニーのブエルノ氏と一緒に撮影された一枚の写真を本紙は入手した。表の顔と裏の実体が、一枚の集合写真に同居していた。
以下、この4人のぞれぞれの経歴、GEMFOREXでの役割につき、判明したことを一人づけ解説する。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

Already a member? こちらからログイン
関連キーワード
検索

カテゴリ一覧