本紙では静岡県警が2月16日、詐欺容疑で6人を逮捕した件につき、その1人は「道越治」容疑者で、同容疑者は以前、日露戦争の英雄、東郷平八郎元帥を祀る名門「東郷神社」(東京都渋谷区)の奉賛会組織「東郷会」の常務理事を務めていただけでなく、地上げ絡みで東郷神社に働きかけ、同神社側から「地役権」を渡すとの同意書をもらっており、神社はなぜそんないかがわしい者が常務理事に就くことを許し、また同意書を出したのか、と疑問を呈する記事を2月26日に出している。
2月16日の逮捕容疑は6人は共謀の上、東京都台東区の商業ビルを解体する工事があるかのように装い、静岡県中部地区の会社から解体工事の手付金500万円を騙し取ったというものだったが、3月10日、この6人全員、再逮捕されたという。
再逮捕の容疑は、同じ被害者からと思うが、「借地権を取得することで解体工事を受注できる」と、500万円とは別に3000万円を騙し取った容疑。
そして、道越容疑者も含めた逮捕の6人につき、「他人の土地や不動産を自分の物のように見せかけて金を騙し取る、いわゆる地面師グループ」と、警察は見ていると報じられている事実。
すなわち、東郷神社は、よりによって地面師を奉賛会組織の幹部にし、同意書まで出していたわけだ。



