本紙では1月8日、「UNBANKED」(旧「第一商品」。8746。東証スタンダード。東京都渋谷区)の実質オーナーだった百津士文(寺口士文)氏(右下写真)は昨年7月、「Akatsuki Capital Works」(大阪市北区)なるコンサル会社に相対で17・61%を譲渡。Akatsukiは仲間のM社分も含め、現在UNBANKED株の約3割を保有しているとされるが、百津氏、未練があるのか、息のかかった者に増資引き受けをさせ、再度、実質オーナーに返り咲こうとしていることを報じた。
それだけならどうそご勝手に、かも知れない。
だが、百津氏側が株式を売却したのは、東証側に反市場勢力と見做され売却を促されてのことだし、譲渡時のAkatsuki側との約束事である役員の入れ替えをしない、約12億円もの特別損失を計上するなどとなれば、Akatsukiが怒るのは当然で、ご勝手にというわけには行かないだろう。
そして、本紙では前回記事で、百津氏の息がかかったどこが増資を引き受けようとしているかまで具体的に紹介したが、今回、東証がそこの増資を認めなかった場合に備え、次なる候補まで用意していることなど、新たな情報が入って来たので追加報告する。
また、この増資、1月23日までにIRするつもりであるようだ。
「Akatsuki側が、株主としての権利行使=臨時株主総会の要請をすることができるのが1月24日から(取得して半年後のため)。そこで、その前までにというわけ。6億円の増資と14億円の新株予約権の計20億円の模様です」(関係者)



