アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「日本誠真会」吉野党首(元「参政党」共同代表)と元顧問らとのバトル浮上ーー改めて注目される過去の病院乗っ取り疑惑

年明け早々の「FRIDAYデジタル」(1月8日)が興味深い記事(冒頭写真)を掲載している。
「日本誠真会」は吉野敏明氏(58)が2024年9月に結党した政治団体。
その吉野氏は歯科医でクリニック院長でもある。政治と医療の二刀流を貫いているのだが、昨年12月12日、元党員の藤田昌彦氏と元顧問の南出喜久治弁護士(76)に医師法違反で東京地検特捜部に告発された。これに対し、吉野氏は12月19日、逆に2人を虚偽告発で告訴した。
なぜ、2人が告発したかというと、告発状によれば、まず藤田氏は『ガンになった原口一博が気付いたことーー吉野敏明との対話』(青林堂。2024年3月発行)という吉野氏と立憲民主党・原口一博代議士との共著(右下写真)を見て、ガンになった原口氏が吉野氏の指導でガンが完解したことを知り信頼できる医師と思った。そこで、藤田氏は必要のない心臓手術(ステント手術)を受けていたことから、吉野氏に医師としての専門的な意見を求めて会った。ところが、意見をもらえなかったばかりか、吉野氏に大掛かりな自由診療の歯科手術を強引に勧められたという(キャンセル)。
南出弁護士の方は、当時、党員だった藤田氏から必要のない心臓手術をされた件で吉野氏紹介で藤田氏から相談を受けていた(昨年9月民事提訴)ところ、吉野氏から歯科手術を強引に進められたことなど知り、吉野氏に党首を辞任することを勧告したところ、逆恨みされ逆に顧問を解任されたという。
前述のように、吉野氏は歯科医で、医師ではない。
だが、原口代議士との共著の帯に「ドクター」と記されているし、本文中にもそう誤解され得る「反ワクチン」、「ガンの原因」などに関する発言が多数出て来る(ただし、裏表紙には「歯学部卒業」などの記載アリ)。また、日本は「ディープステートの傀儡国家」との主張も。反ワク、DS陰謀論は日本誠真会の主要な持論でもある。
吉野氏は2021年12月、神谷宗幣代表らと参政党の共同代表に。参政党も当初は反ワクが持論で、吉野氏は同党の躍進に貢献。しかし、神谷氏の独裁的な党運営に反発し23年末までに離党。そして24年9月に日本誠真会を結党したのだが、このような事態になっているわけだ。
それに、原口代議士も関係となれば猶更注目されるだろう(南出弁護士は「安倍元首相殺害事件の真相を究明する会」会長でもある。なお、同会は山上徹也被告の一審判決翌日=1月22日午後に2回目の記者会見を予定)。
こうしたなか、吉野氏といえば、思い出されるのが過去の病院乗っ取り疑惑。
実は本紙では吉野氏のことを2015年9月、2度に渡り取り上げていた。
あの旧皇族・竹田家関連「松見病院」売却を巡るゴタゴタの件でだ。
しかしながら、当時はまだ吉野氏は一介の歯科医に過ぎず、彼が政治活動で表に出て来たのは6年も後のことだ。
だから、当時の記事では、わずかに「歯科医の吉野敏明理事長」などと記していただけだった。(以下に告訴状、議事録転載)

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