アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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深田萌絵氏が初事情聴取(出版社の告訴分)でトンデモ対応

ITアナリストを名乗る深田萌絵氏は11月29日(土)、警視庁築地警察署で初めて事情聴取を受けた。
彼女はジェイソン・ホー氏と共著で今年6月、老舗出版社「五月書房新社」から『ビッグ・プロットーー浙江財閥の世界支配百年計画』という単行本を出すことになっていた。ところが、出版社側主張によれば、彼女が余りに著作権侵害(記事の無断転用)をしているものだから、キチンと参考文献の紹介、著者名など入れたところ、彼女は激怒し、あろうことか、同出版社やオーナーは「中国のスパイ!」などと公然と言い出し出版中止。よって、五月書房に名誉毀損と偽計業務妨害などで告訴されている模様で、その聴取の件だ。
深田氏といえば、その前、台湾の半導体ファウンドリ企業「TSMC」と萩生田光一衆議院議員との関係などで話題を呼び、「売国奴!」などと罵られた萩生田氏が最寄りの警視庁八王子警察署に告訴し、同じく受理になっている。
本紙・山岡は五月書房新社のオーナーとは20年以上のつきあい。
彼や同出版社が中国のスパイということはあり得ない。
また、そういう関係故、今回の告訴の件で情報が入って来る。
そこで遅くなったが、彼女が初事情聴取で取ったトンデモ対応につき報告する。
何よりも最大のトンデモは、彼女、12月1日、事情聴取後、初めてYouTube配信しているのだが、そのなかで、「取り調べは終わっています」、「事情聴取は終わっています」、「そのまま書類は検察側に送られていきます」、「取り調べは今回で終わりです」と語っている事実。
なぜ、トンデモかというと、築地警察署は今回、午前11時から午後7時まで事情聴取を予定していたという。ところが、彼女がYouTubeでいうには、体調不良で12時9分に休憩を入れてもらい、しかし回復せず、警察に救急車を呼んでもらい病院に行ったと述べているのだ。
つまり、まったくというほど事情聴取はされていない。それで、なぜ事情聴取が終わったというのか? まして、彼女は「そのまま書類は検察側に送られていきます」というのだが、これは常識的には自分の「供述調書」を指すと思われるが、約1時間だけで事情を聴いて調書作成できるわけがないではないか。

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