アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<ミニ情報>本紙指摘の詐欺師「不起訴不当」――熊本検察審

 本紙では2022年2月、「ご注意『この男、詐欺師につき』」の連載で、熊本市内で会社経営するK氏が、濵﨑洋被告(冒頭写真。沖縄での別件詐欺事件で今年5月、懲役5年の実刑判決。控訴中)を告訴したと報じている
その際、裏づけが確実な3000万円の融資に限り告訴したとしたが、その後、濵﨑被告がオーナーで取締役の「メリアコーポレーション」(東京都港区)分も含め、総額1億7000万円と被害額を拡大し、熊本県警熊本東警察署(右下写真)で受理になった。
そして捜査に動いたものの、書類送検となり、熊本地検はこれを昨年11月、嫌疑不十分で不起訴処分とした。
そこで、これに納得できないK氏は今年2月、熊本検察審査会に審査申立てをしていた。
これに対し、熊本検査審査会は9月25日付けで、「不起訴不当」と議決。
熊本地検は「必要な捜査を遂げた上、適切に対応する」と、再捜査することになった。
濵﨑被告は、一審実刑5年となった沖縄での詐欺の件で23年9月に逮捕されており、こうしたなか、熊本県警も被害額を拡大し、ようやく捜査に動いたものと思われる。だが、繰り返すが結果は不起訴だった。

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