アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本紙が3年半前から追及ーーついに逮捕された「ウソ」性病診断クリニック医師

 警視庁捜査2課は本日午前、「新宿セントラルクリニック」の林道也院長(69)を詐欺容疑で逮捕した。
本紙では他のマスコミに先駆け、3年半前からこの疑惑を取り上げ追及していた。罹ってもいないのに患者に「性病」と告げ、診察や薬代(同クリニックは医薬分業になっていない)を取っていたというもの。
同クリニックは東京は地下鉄「新宿3丁目」の地上出口すぐ前のビルにあり、同地下鉄に電飾看板を複数出し、一時は都心へ通勤するビジネスマンなどで繁盛していたようだ。逆にいえば、同様の被害が相当数あったと思われる。


 その手口に関しては、本紙の過去記事をご覧いただきたい。
本紙に告発があった患者はその後、民事訴訟を起こし、林容疑者は上告までして争ったものの、昨年2月棄却になり敗訴確定。その他にも少なくとも2人の患者が民事提訴し係争中で、そのうちの1件も一審ながら15年8月、林容疑者は敗訴。そこでは、ハッキリと「詐欺行為」と認定されていた。
その一方、告発した患者含め3人が刑事告訴もしていた。
この林院長、民事訴訟のなかで、本紙と告発した患者が組んでカネを脅し取ろうとしているなどと指摘。また、15年11から12月にかけては本紙・山岡にメールして来て(以下に転載)、名誉毀損、威力業務妨害に当たるとして提訴を匂わせるなどしていた。

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