4月24日に開催された「ストリーム」(3071。東証スタンダード。東京都港区)の定時株主総会で、議長を務めた右田哲也取締役が開催後まもなく議場混乱を理由に流会にしようとし、これに対し、あの公認会計士・能勢元氏が異議を唱え、能勢氏に議長交代し、その元で取締役選任の修正動議が可決され、能勢氏側の役員候補が選ばれたと主張しているのは本紙既報の通り。
もっとも、現経営陣がそんなことを認めるわけがなく、ストリームのHPを見ると、現在も斉藤勝久氏(冒頭右写真)が代表取締役、現経営陣側が次期代表に推していた右田氏は取締役のままだ。そして、本社は現経営陣が「占拠」している。
しかし、能勢氏側は定時株主総会後、ただちにストリームの法人登記簿の役員を書き換え、代表取締役は市村智樹氏(冒頭左写真)に、そして新役員に小野浩司、淵邊善彦を入れている(*ただし、現在登記書き換え中で登記簿を閲覧できず)。
現経営陣は自分らが不利と見ているからなのか、ストリームのHPを見てもIRされていないが、しかし本紙既報のように仮処分申し申し立てを行っていた(正式には仮地位仮処分命令申し立て)。 その仮処分の決定は本日出て、申し立ては却下に。つまり、能勢氏側の主張が通ったとの情報が入って来た。
そもそも現経営陣は仮処分申し立て自体、IRしていないから、自分らの主張が却下になったこともIRしていないが。
詳細は追って報じる。