アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本紙の疑惑記事削除名目に、「ミュゼプラチナム」高橋社長から500万円詐取していたワルの正体――「国民民主」玉木代表実弟とも接点

 まずは、ともかく冒頭に掲げた「請求書」に目を通していただきたい。
宛先の「ハイブリッジ」(東京都新宿区)は、つい先日、第三者破産を申し立てられた大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」経営「MPH」代表取締役・高橋英樹氏が率いる英門舎グループの中核企業。
請求額500万円の下の項目には、何と本紙「アクセスジャーナル記事削除」と記され、着手金と成果報酬で各250万円。
この請求書の日付は昨年5月29日となっている。
この請求書項目のアクセスジャーナル記事削除の下のWebサイト記事はなぜかデイリー新潮のもの(右下右写真)だが、本紙の削除対象記事が、その新潮の記事で取り上げられた「PCR補助金詐欺」の黒幕=高橋氏の関与をより詳しく解説した2023年7月19日記事(右下左写真)であることは容易に想像できる。
何しろ、この請求書に加え、2回の250万円の「振込明細」を本紙に提供してくれたのは高橋氏本人であり、その高橋氏がこの記事を消してくれるというから500万円払ったと本紙に証言しているのだ。
誤解のないように断わっておくが、本紙はこの記事を一時削除していた(*現在は復活。ココをクリックすれば見える)が、ビタ1文受け取っていない。というか、その正体は有料記事部分で明かすが、高橋氏が証言する、カネを払えば本紙記事を消せると言って来た人物は「皆川裕孝」なる者とのことだが、本紙はその者とまったく面識がない。また、振込先は福岡市の「ハシモトヒサシ」名義口座となっているが、そんな者とも同じく一面識もない。
 では、なぜ、一時的にしろ、その記事を消したかというと、この本紙記事のネタ元で、20年来のつきあいのある者から、「自分がネタ元だとバレ、高橋のところの弁護士から記事を削除しないと訴えると言われている。頼むから消して」と何度も懇願され、苦渋の選択で消したわけで、むろん金銭のやり取りのことなど一切知らないし、本紙は一銭だってもらっていない。
だから、これは本紙の名を騙った詐欺ないし恐喝であり、何より、本紙の信用を失墜させる悪質極まりない行為なので、すでに警視庁の方に告訴すべく相談している。
もっとも、悪人にも言い分があるかも知れないと思い、上記の皆川なる者の携帯番号を割り出し連絡を入れた。
電話に出たので要件を言うと、「いま、(別件で)弁護士と打ち合わせ中」という。それで「必ず本日中に電話してくれ、逃げるなよ」というと、「そんなことしない」と(録音あり)。
しかし、返信がないので同日、電話したが留守電。翌日も留守電。毎回、電話くれと留守録に入れ、最後には「そのままだとYouTubeでも記事でも実名でやる。告訴もする。大変なことになる」旨、通知したが、まったく連絡がない。

(*YouTube版もつい先ほどから配信中。無料。ただし、こちらは5月18日撮影で、まだ皆川氏に取材する前なのでフルネームは言ってない。ハシモト氏も

*500万円詐取した「皆川裕孝」(実家が宮城?)、口座名義「ハシモトヒサシ」(福岡市)の情報求む

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