アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「不正の温床183億円『PCR無料検査補助金詐欺』の黒幕」(『週刊新潮』7月20日号)

 現在、発売中の『週刊新潮』(ただし明日には次号が出る)が、例の「マネー欄」で、新型コロナに関する東京都からの補助金詐欺の件を取り上げている。
東京都では先のコロナ禍にあって、新型コロナ感染者の発見に務めるべく、補助金を出して、都内各地に「PCR無料検査所」(抗原検査も)を出してもらった。
この無料検査所を開設できるのは、その性質から、医療機関、薬局、衛生検査所に限られる。
これに対し、東京都は6月2日、不正などがあったとして、11事業者、総額約183億円分の交付決定取消しを明らかにした。
 今回の『週刊新潮』の記事は、そのうちの4業者、総額約83億円分については、名義貸しで、その裏には「高橋英樹」(横写真。44)なる、過去、詐欺で服役したこともある黒幕がいたという内容だ。
本紙でも同様の情報を得て、記事にするつもりだったが、『週刊新潮』に先を越されてしまった。
そこで以下、新潮では触れなかった、本紙が重要と思うことを以下報じておく。

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