アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>福賀中の兜町アンダーワールド(69)「先週とGW明けの仕手筋情報」

エス・サイエンス」(5721。東証スタンダード。東京都中央区)は今年3月に急騰したものの、4月は調整。2024年8月に代表を辞任も、エス・サイエンスの筆頭株主「エルアイイーエイチ」(5856。東証スタンダード。東京都中央区)の株式を3分の1以上握る福村康廣氏による買い支え資金が枯渇したとの噂だ。
エス・サイエンスといえば、その一方で、5月1日付で「グローバルエナジー」(東京都港区)という太陽光発電事業会社が新たに6・58の大株主として登場。同日、「ミュージックコーポレーション」(東京都港区)というコンサル会社も8・77%で登場。これに対し同日、「KAY LEO BROTHERS LIMITED」(セイシェル)がこの前出2社取得分と同じ15・35%を逆に減少させ6・58%になっていること、またこの3社共、「現物分配」で取得・処分している事実を思えば、この3社で玉移動が行なわれたのは間違いない。
その1社、グローバルエナジーは、「環境フレンドリー」(3777。東証グローバル。東京都港区)がまだ「ジオネクスト」、「FHTホールディングス」の社名だった2018年7月から21年2月まで、同社代表を務めていた楊暁軍氏の妻・姜敏氏が代表だった会社。また、前出ミュージックコーポレーションの山中賢一氏は2017年3月段階で「GFA」(8783。東証スタンダード。東京都港区)の株式を2・12%保有していた。なお、環境フレンドリーについては、4月にアクセスジャーナル本編で取り上げているので参考にして欲しい。
筆者がここで言いたいことは要するに、福村氏、六本木筋、それに中国筋が裏では絡み合っているのではないかということだ。仕手筋は狭い業界なので不思議ではない。

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