アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

富士山を見えやすくするためヒノキ伐採指示役中国人側が、「我々は日本の警察には捕まらない」と語っていた背景

 4月26日、山梨県警富士吉田署は、中国籍の郭亜川(通称・秋山雅治)容疑者(冒頭写真。52。2017年来日も、日本語はまったく出来ない模様)を器物損壊容疑で逮捕した。
郭容疑者は山梨県南都留郡富士河口町で「雲ノ上富士ホテル」というホテルを2020年12月からやっている。
ところが、そのホテル横の保養地のヒノキが邪魔になって富士山がよく見えない。そこで21年12月から22年1月にかけ、保養地のヒノキ23本につき無断で枝を伐採しただけでなく、幹に除草剤を注入するように指示を出し枯死させたと見られる。
すでに実行犯の3人は逮捕され、1人は30万円の罰金刑を受けていた(2人は違法と知らないで手伝ったとして不起訴)。
同ホテルを経営するのは、郭容疑者が代表の「名人グループ」(東京都中央区銀座)という株式会社。設立は20年4月。22年4月からは同ホテルを支店登記していた。なお、ホテル土地は郭容疑者が個人所有している。
名人グループが銀座で酒類販売、また親会社「名人」(住所も代表者も名人グループと同)が八王子市で日本語学校の経営をしていることは、すでに大手マスコミなどで大きく報道されている通り。また、名人グループはホテル従業員が実際は働いていたのに、休業したと虚偽の申請書を作成し雇用調整助成金約3845万円を不正受給したとして昨年10月、取消になっていることもご存じの通り。
今回、本紙がこの件を今ごろ報じるのは、郭容疑者の側近が、「私たちは日本の警察には捕まらない」と豪語していたとの一部報道があり、結果的には逮捕となったが、決してそれは空威張りではなかった背景があるとの情報提供があったからだ。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧