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なぜ!? 山口県下関市長選、林派対抗馬出さず前田市長(旧安倍派)3選確実

任期満了に伴う山口県下関市の市長選挙は3月9日(日)に公示され、現職で3選を目指す前田晋太郎氏(48。下写真は当日の出陣式)と、新人の蘇丈喜氏(33)の一騎打ちとなっている。
下関市は故・安倍晋三元首相もそうだが、林芳正官房長官の地元でもある
先の衆議院選挙で林氏は下関を含む小選挙区から出馬し当選。安倍氏後継を謳い、安倍昭恵夫人が後援会長を務める吉田真次衆議院議員は小選挙区から比例区に回されたことに象徴されるように、安倍氏の死去後、林派が一挙に盛り返している。下関市議会の議員で見ても、安倍派5人程度に対し、林派10人以上で、安倍派は衰退の一途。
しかも、下関市長は地元利権を握るし、前田候補は安倍元首相の最側近で“国家老”とも言われていたほどなので、今回の市長選は、過去にもあったが、林派が候補者を立てるとの見方が有力視されていた。
だが、蓋を開けてみればそういうことはなく、対抗馬は実質、野党と見られる蘇氏の1人だけ。そのため、前田氏の3選は99%確実視されている。
なぜ、林派は対抗馬を擁立しなかったのか?

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