アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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2000万円、政治ゴロに払って、本紙記事削除を頼んでいた中村龍道氏

 本紙は中村龍道(昔は中村浩一郎と名乗っていた)なる詐欺師といっていい者(冒頭写真)の疑惑を2010年からずっと追及して来ている。
2010年当時は地元・鹿児島県でクロマグロ養殖への投資詐欺をやっていたが、その後、上京し、中国マカオでのカジノ関連、最近ではモンゴルへの投資話を日本人富裕層に持ち込んでいる。
カジノ関連では俳優の竹内力(未遂)、モンゴルの投資話では「イセ食品」(当時)会長だった伊勢彦信氏が東京・六本木のマンションを乗っ取られた疑惑を本紙では報じている。
今回、改めて数えて見ると、本紙ではこの中村氏の疑惑記事を80回近くも報じているが、書き始めのころに人を介して抗議して来て1度だけ会い、その際は彼の言い分を聞いて一部記事を直してあげたが、その後、中村氏の言い分が虚偽だったことが判明し、再度、報じ出してからは一切抗議はない。
ところが、旧聞に属する話ながら、中村氏は2017年2月、政治ゴロのS氏に2000万円払って、本紙のすべての記事削除を依頼していたことが、銀行口座の送金記録なども判明し、少なくとも真実相当性があることから報じることにした。(横写真=「週刊新潮」17年2月9日号記事より)
中村氏がモンゴルでカジノ法案が通るといって某参議院議員に利権話を持ちかけた際も、「私を誹謗中傷する記事が出ているが真っ赤なウソ」と先に断っていたことも本紙は把握している。
だが、本当に本紙記事が虚偽なら記事削除と損害賠償請求の民事訴訟、さらに刑事告訴もすればいいだけの話。
にも拘わらず、そうせず、政治ゴロなどに2000万円も払って依頼していたこと自体、本紙記事に信ぴょう性があることを証明している。誤解のないように断っておくが、本紙はこのS氏からの要請を拒否している。だから、記事は一本たりとも消えていない。結局、中村氏は無断な出費だけした格好だ。

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