アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「松魂塾」代表、本紙記事削除など550万円で再逮捕ーー依頼者はクロマグロ詐欺疑惑の中村代表

 とんでもない事実が判明した。
本紙でも既報のように、警視庁組織犯罪対策3課は11月10日、右翼団体「松魂塾」(東京都新宿区)の直隆志塾長(55)を逮捕。勾留期限ギリギリまでに起訴すべく捜査を行っていた。
しかし、被害者とされる住宅関連会社「クレアホールディングス」(1757。東証2部。東京都港区)の実質オーナー・M氏が、直容疑者に対して債務があったと語っていたとか、恐喝したとされながらその一部支払い現金は反社関係者が届けていたといった証言などが出て来て起訴するのは厳しい状況になっていた。そこで、再逮捕すべく今回の案件が出て来た模様だ。
本紙が得た情報によれば、被害者とされるのは本紙がクロマグロ詐欺疑惑などで徹底追及している中村浩一郎氏。
どういう縁かは不明ながら、その中村氏と直容疑者は以前からの知り合い。その直容疑者と、今回一緒に逮捕されたもう一人(山岡のネタ元の1人)が旧知の仲という関係で、本紙アクセスジャーナルの中村氏関連記事を削除させるからということで中村氏から300万円(別件で250万円)受け取る。ところが、記事は消えないどころか、その後も出続ける有様。そのため、以前から両者間でトラブルになっていた模様だ。

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