アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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紅白歌合戦2014年出演者決定――AKBグループ“3枠”への増加に批判の声

 第64回目となる大晦日恒例の「NHK紅白歌合戦」出場歌手51組が11月25日に発表されたが、AKBグループだけで“3枠”の決定に、ネットを中心に批判の声が上がっている。
本家AKB48は6回目の出場となるが、昨年これにSKE48が加わり、さらに今回NMB48まで選出された。
しかし、AKBグループに興味がない視聴者にとれば、そもそも「ひと山いくら」のAKBのメンバーなど知りようもないが、そんなグループが3つ出ることは、同じグループが3回出るにも等しい。
確かに、売上げ実績だけに基づけば出場基準を満たしているのかも知れないが、“公共放送”を自認するNHKの看板番組であることを思えば、それだけの基準で選ぶことに異論が出ても当然だし、本紙でも指摘のように、そもそも「AKB商法」自体に問題があるとあっては尚更だろう。
ネット上では「ファンでない人から見れば、AKBもSKEもNMBも同じ」「それなら代わりにモーニング娘。を出した方がマシ」「紅白で3組が“口パク”をやるのか」「NHKはAKB商法=売れれば何でもいい、を公認するのだ」「最低の紅白」といった批判の書き込みが殺到している。
紅白への批判の声は、むろん、これだけに止まらない。
以前から指摘されている所属プロダクションなどの一定枠があり(NHKは存在を否定)、そのため、実力や人気があっても弱小プロダクションなどに所属していると出られず、その一方で人気がなくても出ている歌手がいることにも批判の声が出ている。
その批判の筆頭は、今年もシングル1曲を出したもののまったくというほど売れていない和田アキ子だろう。

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