＜ミニ情報＞「中外鉱業」社長ら、書類送検に（追加情報）

「中外鉱業」（1491。東証スタンダード。東京都千代田区）の西元丈夫社長（冒頭写真）の指示により、今年６月開催の同社定時株主総会で、株主提案していた桂秀光が廊下に無理やり連れ出され、その際に暴行・傷害を受けたとして告訴していた件は、10月１日付で、西元社長らは書類送検されたと、本紙では10月４日に追加報道した通り。
被告訴人は指示した西元社長と、実際に桂氏を連れ出した、当時、臨場していた愛宕警察署の警官Ｓ氏、それに警備員Ｋ氏の３名だったが、さすがに特別公務員暴行陵虐罪でも告訴した警官Ｓ氏は除外かと思っていた。何しろ、告訴したのは愛宕警察署で、警官Ｓ氏は同署所属なのだから。
だが、３人共、書類送検されていた。
また、桂氏の話によると、軽微な事件（病院の診断は全治14日）ながら、警視庁本庁からも多くの警官が来て主導する大がかりな捜査の様子で、しかも本庁の警官は組織犯罪対策部所属と名乗っていた。さらに検察事務官も来ており、今回事件を契機に大きな別件をやろうとしている感じがしたというのだが……。