アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<追及第5弾>指定暴力団をバックに借金を返さない玉木雄一郎「国民民主党」代表の実弟

ここに来て、「国民民主党」代表の玉木雄一郎氏(55)はヨレヨレの状況だという。
本紙では8月11日の第4弾で、実弟の玉木秀樹氏(54)がついに詐欺で刑事告訴された(この件は第3弾で報じている)だけでなく、複数の詐欺トラブルがあり、その処理に実兄も関与していることを報じた。
それだけでも兄・玉木雄一郎氏にとっても大打撃だが、そこに持って来て、8月15日には、元公設秘書が窃盗容疑で逮捕に。さらに9月4日、公認候補に内定しながらその後同党が取り消した高橋茉莉氏が自殺していたことが明らかになったのだろうから無理もない。
まさに泣きっ面にハチ状態だが、実弟の投資詐欺トラブルの方で、何と指定暴力団をバックに借金を踏み倒しているとしか思えないケースが判明したので追加報道する。
詐欺で告訴されるだけでも深刻な事態だが、指定暴力団をバックにとなると、ある意味、玉木兄弟にとってはもっと決定的なダメージとなり得るのではないか。
なお、実弟を告訴した件は、すでに警視庁は告訴人だけでなく、複数の被告訴人側に問い合わせをしているのも間違いなく、少なくとも実質、受理になっていると見てよく、その捜査の行方も大いに注目される。
さて、本題に入ろう。
横に掲げた「金銭借用証書」を見ていただきたい。
昨年5月31日に交らしたもので、借りたのは実弟。そして、連帯保証人として「岩田浩二」なる者も押印している。
この岩田氏、この第3弾記事で登場しているように、実弟の「秀樹氏と一体の関係にあり」、告訴案件となった投資話を「秀樹氏に持って来たとされる」人物だ。
第3弾記事では、実弟・秀樹氏は自分も騙されたとして、この岩田氏を475万円の業務上横領で告訴すると言っていたが、実際には告訴していないと報じた相手だ。
実はこの岩田氏、組員ではないものの、某指定暴力団幹部の運転手をしていたことがあるという。

 そして、横に掲げた通帳コピーの写真を見れば、まさに玉木実弟と一体の関係にあることが窺える。
この通帳は、その指定暴力団現役幹部のものだ。
(令和)4年(2022年)2月16日に、この「イワタ コウジ」に190万円、4月1日に100万円、4月21日にも200万円振り込んでいることがわかる。
この現役幹部が証言する。
「これは私が仲介して玉木弟に貸したものです。手渡しの分も多く、昨年5月31日に貸した分(上写真の借用書の275万円は、20日で1割の利子分25万円が上乗せされており、実際に貸したのは250万円。編集部の方で黒塗りしたところに、仲介人のこの幹部の名が記されている)の借用書は何とか回収したので、こちらの主張を信じてもらえると思います。
借用書を取らなかった分が多く、実際に貸したトータルは1239万円になります。しかし、一銭も戻って来ていません」
いったい、どういうことなのか?
関係者が証言する。
「昨年9月までは金利だけは入れていたそうです。ところが、その後はいくら催促しても、振込にしても、現金手渡しにしても岩田経由で貸しているのをいいことに“岩田に返した!”の一点張り。挙句、玉木兄の紹介した弁護士が整理し出してからは、“返さない、訴えるなら、ご勝手に!”と言っているのです。
反社指定だから、訴えられないと足元を見てのことと思います」。
当然、この貸した幹部は岩田氏にも文句をいう。
すると、その指定暴力団の有力組織の者が出て来て、ガヤガヤいう(妨害する)そうだ。
上掲の岩田氏が連帯保証した借用書は、なぜかこの有力組織の者が持っていて、それでその者が実弟・秀樹氏から取り立てしようとしていると聞き、この仲介して玉木実弟に貸した現役幹部は、この借用書だけは「自分が貸したものだから」と主張し、何とか有力組織の者から取り上げたのだという。
「こうした結果を見ると、最初から、秀樹と岩田は組んで、A会(=有力組織)を背景に借金を踏み倒そうと思っていたのではないかと思います。その上、最後は私は反社だから、訴えれるもんなら訴えろと開き直り!」(前出・幹部)
この通りなら、反社会勢力からの借入さえ、反社会勢力をバックに、かつ騙しの手口で1銭も返さないまさに反社も真っ青の輩ということになる。
なお、この幹部、1239万円を仲介して玉木実弟に貸す前にも、数千万円未回収。
そこまで数年に渡り貸し付けたのは、ひとえに「自分の兄は『国民民主の代表』との信用」からのことだったという。

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