関係者によれば、自民党総裁候補の小林鷹之前経済安全保障担(旧二階派)は本日、「安倍元首相後継」を名乗る吉田真次衆議院議員と羽田航空から宇部空港経由で山口県入りし、午後4時、同県長門市の安倍家の墓に眠る安倍晋三元首相の墓参りをした。(冒頭写真=「産経」のネット配信午後8時の記事より)
墓参り後、記者団の取材に応じ、「安倍元首相は私が最も尊敬する政治家。亡くなる5日前の会話が最後になってしまった」と。墓参りをして「胸にこみ上げてくるものがある」と語ると共に、「安倍元首相がこの国に賭けていた思いを受け止め総裁選に挑戦。必ず勝ち抜いて、日本の国づくりに邁進したい」と誓ったという。
続いて、吉田氏の案内で同市の吉田氏後援会関係者に挨拶。
その後、愛媛県で用があるようで、広島に移動し、フェリーに乗船したという。
本紙は9月4日、この墓参りのことをスッパ抜いたが、その際、その記事タイトルに、「9・6さらなる暴走?」と入れたのは、小林氏は旧二階派であり、吉田氏が「安倍後継」を名乗るなら、安倍氏が生前総裁選に推した高市早苗氏を応援するのが筋だろうとの批判が殺到していたからだ。
本紙は続報で、吉田氏同様、旧安倍派で、安倍氏を尊敬する鈴木英敬衆議院議員(三重4区)も同行すると報じていた。
その話があったことは間違いない。
だが、来なかった結果を見ると、旧二階派の小林氏と同行することはデメリットが大きいと考えたからと見られる。
「表向きの理由は急用とのことだが、お宅(本紙アクセスジャーナル)で事前に批判的にスッパ抜かれたことも大きいと思う。鈴木氏同行の件は、本当にどこのマスコミも把握してなかったからね」(地元事情通)